暑くなってきたのに
手足は冷えていたりと
冷え性に悩まされていませんか？

 

 

 

実は暑い夏の季節に
冷えの症状に悩む人も意外と多いのです。

 

 

今回は、夏の冷え性がどうして起こるのか
その対策や効果のある漢方をご紹介しますので
悩みが少しでも改善できるように
ぜひ試してみてください♩

 

 

 

 

夏の冷え性の原因

 

 

夏に冷え症が起きる原因は、
筋肉の量が少ないことも原因の一つです。

 

 

 

女性は、男性に比べて筋肉の量が少ないため、
熱をつくり出しにくいことから、
冷えが起こりやすいと言われています。

 

 

 

冷えて血管が収縮することで血の巡りが悪くなると
酸化物質や疲労物質などの老廃物が残り、
疲れがとれなくなる原因にもなってしまいます。

 

 

 

 

その他にも冷える原因は様々です。

 

 

 

露出の多い服装

 

 

服装のせいで冷えることもあります。

 

 

暑い季節にノースリーブなどの薄手の服装や
サンダルなどで肌の露出が増えることで
冷えを起こしてしまいます。

 

 

首や足首の皮膚のすぐ下には太い血管が通っており、
これらの部位に直接冷房の風が当たると、
すぐに身体全体が冷えてしまいます。

 

 

そのため、冷房が効き過ぎた環境で、
露出の多い服装で長い時間過ごすと、
身体が冷えやすくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

冷房の効き過ぎ

 

 

暑い屋外から、
エアコンが良く効いた涼しい室内に入ると、
いっきに汗がひきます。

 

 

この屋外と室内の温度差は
身体が対応できる温度差の７℃ぐらいまでを
大幅に超えていて
実は身体にかなりの負担をかけているんです。

 

 

気温差がある場所を頻繁に出入りすると、
体温を調節する自律神経がうまく働かなくなり
自律神経が乱れ、身体的には手足の冷えに繋がります。

 

 

 

 

 

 

冷たい飲食物のとり過ぎ

 

 

飲食物の消化に適した胃や腸の温度は37℃前後です。

 

 

冷たいアイスクリームや飲み物などを食べると、
内臓温度は4℃近く下がるといわれています。

 

 

 

内臓温度が下がると、臓器の機能が低下するとともに
基礎代謝や免疫力も落ちて冷えの原因になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の冷え性の対策

 

 

身体を冷やす食材を避ける
トマトやナスなど夏が旬の野菜や、
バナナやマンゴーなど南国で育った果物は
身体を冷やす効果があります。

 

 

温野菜やラタトゥイユなどの
煮込み料理にするがおすすめです☆

 

 

もし夏野菜を食べるのであれば
生野菜で食べ過ぎないようにしたり
ショウガのすりおろしや味噌などの発酵食品と
合わせて食べるといいでしょう。

 

 

素麺は煮麺にしたりとできるだけ温めて食べて
臓器の冷えを防ぎましょう！

 

 

そうとは言っても暑い夏ですので
冷たいまま食べたい時もあると思います。

 

 

そんな時は、身体を温める作用のあるネギやシソ、
唐辛子の薬味をかけるといいですよ♩

 

 

 

 

 

飲み物を代える

 

 

お茶は、お腹を温めてくれる
効果のあるものに代えてみましょう。

 

 

黒豆茶は香ばしくて美味しいのでおすすめです☆

 

 

お酒なら赤ワインや日本酒などを
常温で飲むと冷えを防ぐことができます！

 

 

冷たいビールは身体を冷やしてしまいます。

 

 

身体を冷やさないおつまみなどを先に食べて
お腹を温めてから冷たいビールにすると
いきなり飲むよりも冷えを抑えることができます。

 

 

 

 

 

 

服装の工夫

 

 

体の中でも足先は冷えやすい場所なので、
足の冷えがつらい人は、
ストッキングの上から靴下を重ねて履くと◎。

 

 

ストッキングの上からは難しいですが、
五本指ソックスが冷えにはおすすめです♡

 

 

寒いと感じる前に
カーディガンなどを羽織るなどして
直接冷風があたらないようにすることが大切です。

 

 

 

 

 

適切な入浴

 

 

夏はシャワーだけで済ませてしまいがちですが、
冷えを予防・改善するためには、
きちんと湯につかることが大切です。

 

 

お湯につかると浮力と水圧によって
足腰などの筋肉の緊張が緩み、
手足などの抹消の血管が拡張して
血液が行き渡るので、血流がよくなり
冷えやむくみの改善に効果があります。

 

 

38～40℃くらいのぬるめの湯に
約10分間を目安に入ってみてください☆

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の冷え性の漢方

 

 

 

夏の冷えに処方される漢方は
原因や症状などのタイプに
応じたものが処方されます。

 

 

 

 

補中益気湯（ほちゅうえっきとう）

 

食欲不振や倦怠（けんたい）感がある
新陳代謝低下型の冷えに効果があります。

 

 

胃腸の働きを整え、代謝を高めて
熱をつくり出すことが期待できます。

 

 

 

 

 

 

桂枝茯苓丸（けいしぶくりょうがん）

 

肩こりやのぼせがある血流障害型の冷えに使われます。

 

 

血流を改善し、全身の血行をよくする効果があります。

 

 

 

 

 

 

五苓散（ごれいさん）

 

むくみや頭痛、めまいがある
水分貯留型の場合によく処方されます。

 

 

体内の水分バランスを整え
冷えを改善することが期待できます。

 

 

 

 

 

 

 

 

どのような漢方薬が適しているかは、
病院や薬局で相談してみてください。

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

夏の冷え症はなかなか自覚できず、
冷えの症状が進行してしまうことがあります。

 

 

 

冷えた身体はその日のうちに温めるのが大切です。

 

 

 

冷えを蓄積させずに、
その日の冷えはその日に解消することを心がけましょう。

 

 

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