乾燥する季節や風邪が流行っている時など
喉が痛くなるとどうしたんだろうと
気になりますね…。

 

 

 

その痛みが何が原因で起こっているか
どうしたら治るのかなど
大切なのはちゃんとした知識を知っていることです。

 

 

 

今回は、
不快な喉の痛みについてみていきましょう。

　　

 

 

 

 

喉が痛い時の原因

 

 

 

喉が痛いことのほとんどの原因が炎症です。

 

 

 

喉には、体内に侵入させないようにするため
外敵となるほこりや煙、花粉、ウイルスや細菌などを
付着し、外へと追いやる防御システムが備わっています。

 

 

 

その防御システムは主に喉の奥の扁桃に存在する
さまざまな免疫細胞で行われています。

 

 

 

扁桃がウイルスや細菌などの外敵を取り込むと、
プロスタグランジンなどの炎症物質が放出され
免疫を発動して炎症反応が起こり
扁桃が赤く腫れてのどが痛くなるのです。

 

 

 

それが、乾燥などで防御機能が低下してしまうことで
ウイルスや細菌に感染しやすくなり、
感染するとのどの細胞が破壊され、
炎症が生じて痛みや腫れの原因になります。

 

 

 

 

 

ウイルスや細菌以外の

 

・煙草
・花粉
・ほこり
・過度の飲酒
・香辛料による刺激
・喉の酷使

 

これらが原因でも炎症は起こります。

 

 

 

 

 

喉が痛い時の対処法

 

 

対処法として一番効果があるのは、
原因となる炎症を抑えることです。

 

 

 

ここでは、炎症を抑える効果があることや
痛みを軽く感じられるようなことをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

殺菌・抗炎症成分のものを利用する

 

 

 

ほとんどの風邪は、
栄養価の高い食事と水分補給、
部屋の加湿などの対処で1週間以内に軽快しはじめます。

 

 

 

 

 

トローチやうがい薬、のどスプレーなどの
喉に直接作用する薬を使うことで、
喉の調子を素早く整える効果が期待できます。

 

 

これらで対処しつつ軽快を待ちましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

喉を使いすぎない

 

咽頭炎があるときは、声帯やその付近の粘膜に
ダメージを与えて痛みを伴っていることがあるので
喉を安静にすることが必要です。

 

 

症状が落ち着くまで過度なおしゃべりや
必要以上の大声も控えましょう。

 

 

喉を酷使すると症状の改善は遅れてしまいます。

 

 

 

 

飲酒・喫煙・刺激物を控える

 

 

 

辛料などの刺激物やタバコ、アルコールは
喉に刺激を与え、回復を遅らせることが考えられます。

 

 

喉が痛い時には避けるようにしましょう。

 

 

 

 

 

のどの乾燥を防ぐ

 

のどが痛い時には、
外側からも内側からも保湿することが大切です。

 

 

 

・マスクの着用
・部屋の加湿
・水分補給
・うがいをする
・のど飴で潤す

 

 

これらが保湿にはおすすめです☆

 

 

 

お茶やコーヒーなどカフェインが入った飲み物は
利尿作用があり体内の水分が減るので、
保湿のためには避ける方がいいでしょう。

 

 

 

 

 

市販薬を飲む

 

 

喉の痛みの多くは、
解熱鎮痛成分が含まれた市販の風邪薬が有効です。

 

 

痛み止めを飲んで症状を和らげ、
十分な栄養と睡眠の摂取をすることで、
体調の早い改善が期待できます。

 

 

ただし、発熱や首のリンパ節の腫れなどを伴う場合は
細菌が感染してのどが腫れている可能性があるため、
早めに医師の診察を受けることが大切です。

 

痛みが治まらないからと服用を続けるのはやめましょう。

 

 

 

 

 

 

・膿（うみ）がある
・経験したことのない強い痛み
・つばを飲み込めない
・飲食ができない
・のどに違和感や異物感がある
・声がかれたまま改善しない
・口を開けることが難しい
・息苦しい（呼吸困難）
・痰（たん）に血が混じる
・呼吸が苦しい
・高熱がある

 

 

 

これらの症状があるのどの痛みは
特に注意が必要で医療機関で
医師の診察を受ける方がよいでしょう。

 

 

 

かかりつけの内科で相談し、
必要に応じて耳鼻咽喉科を
受診することをおすすめします。

 

 

 

 

 

 

 

喉が痛い時に熱はない場合

 

 

 

熱が出ない咽頭炎の多くは、
軽度なウイルス感染の風邪によるものです。

 

 

 

これは体温を高めて白血球の活性を
上昇させる必要が細菌よりも少ないからです。

 

 

 

・喉粘膜の乾燥
・喉への刺激
・喉の酷使
・口呼吸
・ハウスダスト
・喫煙

 

なども感染症ではないため熱はでません。

 

 

 

しかし、粘膜に炎症を生じている状態で
バリア機能は弱まっています。

 

 

 

細菌感染やウイルス感染を
誘発する可能性がありますので
いつも以上に風対策をするなどの注意は必要です。

 

 

 

まれに

 

・がん
・胸部大動脈瘤
・狭心症
・逆流性食道炎
・心筋梗塞
・大動脈解離

 

 

といった深刻な病気で、のどから離れた部位の痛みを、
のどの痛みとして感じることもあるため
こちらも注意が必要です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

以下かがでしたでしょうか？

 

 

 

喉が痛い原因は、風邪以外にも様々にありましたね。

 

 

 

ただの風邪だと放置するのではなく、
炎症が広がって悪化してしまったり、
がんなど治療が必要な病気が隠れていたりすることがあるので
あれ？と思ったら病院に行くことも大切です。

 

 

 

普段から喉を労わってあげたいですね。

 

 

 

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