入園式や入学式が終わって
ホッとしたのもつかの間。

 

 

 

春の運動会がある園や学校は
すぐに練習が始まります。

 

 

 

運動会と言えば秋のイメージがある方も
まだ多いのではないでしょうか？

 

 

 

どうして運動会を春にするのかご存じですか？

 

 

 

 

秋と何が違うのでしょうか。

 

 

 

 

 

今回は、春の運動会について
ご紹介していきますので、
ぜひ知ってみてください♪

 

 

 

 

 

　　

春の運動会とは

 

 

 

春の運動会は、5月末〜6月の初めに

行われることが多いです。

 

 

 

近隣の教育機関と日程が被らないように
調整するなどして、
日程にはばらつきがある地域もあります。

 

 

 

 

春に運動会となると、
ＧＷが終わったころから練習が始まるところが多いです。

 

 

 

幼稚園や保育園では、
もう少し早く始めるところもあります。

 

 

 

入園、入学してすぐであったり、
新しいクラスになって
まだ環境に慣れきっていない中での運動会になるので、
練習する時間は少なめで簡単な種目になることもあります。

 

 

 

そのため、怪我をしやすい種目が減ったりもしました。

 

 

 

 

新しい生活が始まってすぐに練習が始まりますが、
ひとつの目標に向かって頑張るという意味では
クラスや先生との絆が強まるきっかけになります☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の運動会を春にする理由

 

 

 

 

運動会を春にする主な理由は、
行事が集中するのを避け、
授業時間を確保しようとするためですが
その他にも以下のことが挙げられます。

 

 

 

 

 

運動会に適した天候

 

5月の下旬～６月半ばの気候は、
汗ばむ時期ですが、
熱中症のリスクはそこまで心配せず
外で活動できます。

 

 

また、ちょうど梅雨前で
天気も安定しているので
延期になる可能性も低くなって
予定を立てやすいです。

 

 

 

 

 

 

学校行事が集中していない

 

秋には、遠足や音楽会などの
学校行事が多いため、
春に運動会を行うと
行事を分散するためにも
春に運動会を行うところが増えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

クラスで団結しやすくなる

 

 

新しいクラスになって初めての行事になるので
友達と話すことが必然的に増えて
親しみやすくなったりして
クラスと馴染みやすくなります。

 

 

仲間意識が春に芽生えれば、
１年間が楽しくなるきっかけになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これらを理由に元号が平成に変わった頃を境に、
春に運動会をするところが増えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春の運動会と秋の運動会との違いは？

 

 

 

 

春の運動会と秋の運動会の大きな違いを
３つまとめてみました。

 

 

 

 

１つ目は、チームワークです。

 

 

 

春は、新しい学年が始まってから
すぐの初めての行事が運動会なので、
児童・生徒同士の調和や連帯感は
年齢が低いほど未発達で
チームワークが１から始まります。

 

 

 

 

運動会中に一致団結していき、
運動会が終わったら
チームワークが生まれ、
その後の園・学校生活を送る

きっかけになります。

 

 

 

 

 

 

秋は新しいクラスになってから
クラスメイトと一定の時間を過ごし、
数ヶ月が経過しているので、
チームワークは春と比べると、
より高まってから運動会の練習が始まります。

 

 

 

 

 

 

新しい友達や先生との関係が深まってからの
運動会になるので、スムーズに進んでいきやすいです。

 

 

 

 

 

 

チームワークがあると、
全員が一体となって目標に向かうことで、
協調性もより増します。

 

 

 

 

 

 

 

２つ目は、台風などの天候のリスクです。

 

 

 

 

 

春の運動会の時期の天候は、
雨風の強くなりやすい春一番は終わっていますし、
ちょうど梅雨に入る前の
安定した天候になることがほとんどです。

 

 

 

 

 

その反面、秋は台風の上陸が多くなりがちで、
延期や中止という可能性も考えておく必要があります。

 

 

 

 

 

台風でなくても、日本の秋の天候はとても不安定で
悪天候で延期や中止の可能性が高まってしまいます。

 

 

 

 

 

９月は残暑が残っていて熱中症の心配がありますし、
１１月には肌寒くなっていたりと
秋の天気に合わせることは、なかなか難しいようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

３つ目は花粉症の影響です。

 

 

 

春は花粉によるアレルギー症状で
子供たちも目のかゆみや鼻水、
くしゃみなどの症状により
運動会の練習が苦痛に感じることがあります。

 

 

 

花粉症の症状が気になって
演技に集中できない可能性もあります。

 

 

 

観に行く保護者も花粉症のことを
気にするなど心配ごとやストレスも増えてしまいます。

 

 

 

一方、秋の運動会は9月末～11月にするところが多くあり、
花粉症の影響は少なくすみます。

 

 

 

その他には、春は種まきや育成のための忙しい時期であり、
運動会の時期には農家の親は忙しく
参加しづらい地域がまだあります。

 

 

 

秋であれば、農業の閑散期であることが多いので
この時期に運動会を開催することで、
地域の大人たちが運動会に集中できる
というメリットがあります。

 

 

 

 

 

 

 

このように、春と秋では
どちらもメリットとデメリットが存在します。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

 

いかがでしたか？

 

 

 

運動会と言っても行う季節によって
気候はもちろん
子どものメンタル的なことに関しても
違いが出てきます。

 

 

 

どちらが良いかは
住んでいる場所や状況によって
変わってきます。

 

 

 

 

どちらも良いところと悪いところがあるので
どちらがいいとは決められませんが、
最近では春に運動会をするところが増えているようです。

 

 

 

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